これからの時代を生き抜くための
文化人類学入門
Other
Publisher | 辰巳出版株式会社 |
ISBN | 978-4777828739 |
C code | C0010 |
Publication Date | 2022/6/21 |
NET Price(¥) | 1600yen |
Pages | 272ページ |
Format | 四六判 |
Size | 188×128 |
Color | 1C |
Sold | China |
Product description
ーー「人新世」というかつてない時代を生きるには、《文化人類学》という羅針盤が必要だ。
ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」と行動をともにしてきた人類学者による、“あたりまえ"を今一度考え直す文化人類学講義、開講!!
本書は、ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」との日々を描いたエッセイ『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』が話題となった人類学者・奥野克巳による、私たちの社会の“あたりまえ”を考え直す文化人類学の入門書になります。
シェアリング、多様性、ジェンダー、LGBTQ、マルチスピーシーズ…といったホットワードを文化人類学の視点で取り上げ、《人新世》と呼ばれる現代を生き抜くためのヒントを、文化人類を通して学んでいく一冊です。
Index
◆第1章 文化人類学とは何か
◆第2章 性とは何か
◆第3章 経済と共同体
◆第4章 宗教とは何か
◆第5章 人新世と文化人類学
◆第6章 私と旅と文化人類学
Author description
立教大学異文化コミュニケーション学部教授。1962 年生まれ。
82 年メキシコ先住民の村に滞在、83 年バングラデシュで上座部仏教僧、84年トルコを旅し、88 ~ 89 年インドネシアを一年間放浪。 94 ~ 95 年ボルネオ島焼畑民カリス、06 年以降同島狩猟民プナンのフィールドワーク。 単著に『絡まり合う生命』『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(どちらも亜紀書房)など。 共著・共編著に『マンガ人類学講義』(日本実業出版社)、『今日のアニミズム』『モア・ザン・ヒューマン』(どちらも以晶文社)など。 共訳書にエドゥアルド・コーン著『森は考える』、ティム・インゴルド著『人類学とは何か』(どちらも亜紀書房)など。
Readership
30代〜50代のビジネスマン