これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本
HSPとトラウマのちがいを精神科医と語る
Health
Publisher | 日東書院本社 |
ISBN | 978-4528023826 |
C code | C0030 |
Publication Date | 2023/8/1 |
NET Price(¥) | 1400yen |
Pages | 240ページ |
Format | 四六判 |
Size | 128×188 |
Color | 1C |
Product description
『「繊細さん」の本』で繊細さんの第一人者となったHSP専門カウンセラー・武田友紀氏と、テレビなどのマスメディアでおなじみの精神科医・名越康文氏の対談書籍!
本書は多彩な心に触れてきた二人が、HSPについて、またその性質と混同されやすいトラウマ症状について、考えを深めていく一冊です。
「傷つきやすいのは、HSPだから仕方ないのでしょうか?」
気質だから治らない、と思っているその敏感さはもしかしたらトラウマによる症状かもしれません。いつも不安だったり、音に敏感だったり些細なことでひどく落ち込んでしまったり。こうした生きづらさの裏にはトラウマがひそんでいることがありカウンセリングによって改善していくことができるのです。(はじめにより抜粋)
Index
第1章◎繊細さんとは?
HSPを知ったきっかけ/繊細さんの素敵なところ/繊細さんの4つの性質/HSPのカウンセリングはどんなことをするの?/繊細さんが自分らしく生きるには/自分がHSPかどうかを知る方法/◆HSPセルフテスト/◆HSPの4つの性質/(DOES)/◆HSPをめぐる様々な研究
第2章◎繊細さんとトラウマの関係は?
トラウマとは何か? 動物が生き延びる仕組み/トラウマについて(武田)/遺伝と環境の両方が、現在の感受性に影響する/トラウマの解消につながるソマティック・エクスペリエンシング®/「繊細さん」に見えない繊細さん/『鬼滅の刃』から考えるトラウマ・解離/休職時代の診療/『星の王子さま』に見る世界とのつながり方/心の報酬を得て、会社員時代よりも元気に
第3章◎繊細さんとトラウマの見分け方
身体の緊張を解きほぐすバーチャルツアー/東洋的な瞑想と西洋的な瞑想/ポリヴェーガル理論とタッチセラピー/自分の「好き」がわからない人へ(武田)/協働調整と感応技法 パーツアプローチ/感覚の出どころは自分? それとも相手?/心理学は決して高邁な学問ではない
第4章◎トラウマを抱えたままどう生きていくか
トラウマ治療は必要性な分だけ取り組もう/トラウマ治療を終えるタイミングの例/他者とつながる経験が心を支える/心のつながりを感じる共同体感覚/「相性」という視点を取り入れる/トラウマを抱えたままどう生きるか
Author description
名越康文
近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:大阪精神医療センター)にて、精神科緊急救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。著書に『「鬼滅の刃」が教えてくれた 傷ついたまま生きるためのヒント』(宝島社)、『SOLOTIME~ひとりぼっちこそが最強の生存戦略である』(夜間飛行)『【新版】自分を支える心の技法』(小学館新書)『驚く力』(夜間飛行)ほか多数。「THE BIRDIC BAND」のヴォーカル・作詞/作曲者として音楽活動をするほか、完全会員制動画チャンネル「名越康文TVシークレットトーク」も運営中。
武田友紀
HSP専門カウンセラー、公認心理師。自身もHSPである。九州大学工学部機械航空工学科卒。大手メーカーで研究開発に従事後、カウンセラーとして独立。HSPが感性を活かし、のびのびと生きることを大切にしたカウンセリングとHSP向け適職診断が評判を呼び、日本全国から相談者が訪れる。著書に60万部を突破したベストセラー『「繊細さん」の本』(飛鳥新社)、『「繊細さん」の幸せリスト』 (ダイヤモンド社)などの“繊細さんシリーズ”がある。ラジオやテレビに出演する他、講演会も開催し、HSPの認知度向上に努める。
Readership
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