小田桐昭の「幸福なCM」。
日本のテレビとCMは、なぜつまらなくなったのか
Other
Publisher | 辰巳出版株式会社 |
ISBN | 978-4777826315 |
C code | C0063 |
Publication Date | 2021/8/5 |
NET Price(¥) | 1500yen |
Pages | 336ページ |
Format | 四六判 |
Size | 188×128 |
Color | 1C |
Product description
CMプランナー小田桐昭による初の自伝的クリエーティブ・エッセイ
「CM」は死んだのか?なぜそう言われるようになったのか?「CM」の素晴らしさは?そして「CM」の未来は――!?
テレビCMは「時代を映す鏡」と言われ、最大最強の広告メディアでした。
小田桐昭氏は、電通に入社し、CM部門に配属され、手探りの中CM制作に没入し、数々の<国内&国際賞>を受賞。
「小田桐山脈」といわれる多数の優秀なクリエイターを育て、現在、活躍しているクリエイターたちに多大な影響を与え続けています。
CM業界において知らない人がいないほどの“伝説の人間”です。
本書はそんな小田桐氏による初の自伝的エッセイです。
「テレビは死んでいない。テレビを必要とする人はまだたくさんいる。」
テレビCMの変遷を通して、民放テレビの番組とCMの再生を模索した1冊です。
Index
1.久しぶりに≪幸福なCM≫をつくっている/2.会社が楽しかった70年代、80年代の僕たちの≪幸福な仕事≫/3.広告の「カタチ」が小さくなっているのではないか?D製紙への僕たちへの提案。/4.「広告のアイデア」が浅くなっている。カンヌの影響?/5.広告の面白さは「説得」にあると思う。消費者との「説得というゲーム」/6.僕は、会議室がキライ。「少人数」「結論を出さない」「少しの時間」が僕たちのやり方。/7.広告の仕事は、僕にとって「天からの贈り物」。高校時代の恩師の一言から思いがけない人生を。/8.なぜ美術大学へ。僕の「美のカケラ」探し。「美のカケラ」もなかった高校時代。/9.「テレビはもう終わった?」テレビの力をもう一度試したい。/10.電通「ラジオ・テレビ企画制作局テレビデザイン課」思いがけない配属先。しかしこの1年間が僕のこの先に大きな影響を。 など
Author description
北海道生まれ。1961年に金沢美術工芸大学商業デザイン科を卒業し、同年に電通入社。 松下電器、資生堂などのクリエイティブディレクター、トヨタ自動車やサントリーなどのクリエイティブスーパーバイザーを務め、クリエイターとして高く評価される。2010年には、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン名誉会長。また、イラストレーターとしても活躍し、数々の作画を手掛けている。
Readership
・広告代理店
・CM製作者・宣伝企画担当者など
・TVCMや広告に興味がある学生〜一般社会人